先日、友人の結婚式に出席したときのこと。
賛美歌だなんだ、退屈な儀式に耐えればおいしいお酒にありつける、と不謹慎にあくびを我慢して過ごしていたけど牧師さんの説教が始まると何故だか改めて感動しました。
「聖書に曰く、汝の敵を愛せよ。好きになれ、ではない。敵なんか嫌いに決まっている。だけど愛することは出来る。愛するという感情は高度な理性的挑戦であり、人間にしか持てないものであるからです。」
健やかなる時も病める時も、汝はこの者を愛しますか。
お決まりのフレーズだけど、実は汝は人間として成熟していますか、と問われているのかも。
自分は、誰かを愛せるのか。
無償の愛、条件付でない愛。
一生かかるのかも。
だから挑戦?病めるときも、健やかなるときも、この者を支え、この者を許し。
愛は自分のエゴに対する理性的な挑戦なのだ。
挑戦には勇気が、勇気には強さが、強さには優しさが、優しさには愛が、そして愛は挑戦で。
ぐるぐると。お酒はおいしかったけど、それからもぐるぐると。
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